1999年1月20日
コーエーは1月20日,同社において,3Dアドベンチャー「七つの秘館 戦慄の微笑」をはじめ,「信長の野望」などDreamcast用タイトル4本を発表した。 コーエー代表取締役社長,襟川陽一氏は,「Dreamcastをソフトから支援してマーケットの拡大を図りたい」と挨拶。 次いで壇上に立った,ゲストのセガ・広瀬副社長が「コーエーのタイトルは,いつも安定した売り上げを記録しているので,期待している」と同社のDreamcastへの注力に嬉しそう。 「七つの秘館 戦慄の微笑」の最大の特徴は,主人公である男女2人のキャラクターを,2人のプレイヤーが分担して同時プレイする「ペアコンシステム」という新システムを採用していることだ(2人プレイ時はコントローラが2基必要)。 ストーリーの展開によって,2人の主人公キャラは,一緒に行動したり,イベントによって離れ離れになってしまう。一緒に行動するときは,画面上に3Dで2人のキャラクターが表示されるが,2人で別行動になると画面が縦に2分割され(左写真),各キャラの視点に切り替わる。プレイヤー同士の連携でゲーム展開が左右されるだけに,プレイするのが楽しみなシステムだ。もちろん1人でも2人プレイとは異なったストーリーが楽しめるぞ。
ゼネラルプロデューサーはシブサワ・コウ氏。キャラクターデザインには上條淳士氏を,音楽は宮川泰氏を,動画の演出には片岡敬司氏をそれぞれ採用し,美しいビジュアル&サウンドが独自の世界観を演出する。声の出演は緑川光氏,國府田マリ子さんら豪華メンバー。期待はいやがおうにも高まるってもんだ。 発表会では,このゲームで声優にも初挑戦となった朝川ひろこちゃんがEDテーマ曲など2曲を熱唱してくれた。壮大なテーマを歌ったけっこーいい歌です。 「七つの秘館 戦慄の微笑」は夏発売予定。価格は6,800円。 [原 毅彦,ITmedia] (C)1999 KOEI CO.,LTD. |
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