スピーカー端子はコネクタタイプではなく、サブウーファー側、スピーカー側ともにバラで接続する。ケーブルの長さは4.5メートル前後(パイプ内に隠れる部分は含まず)。サブウーファーとコントロールアンプは、専用のシステムケーブルでつなぐ。これが4メートルあるので、さまざまな設置スタイルに対応可能だろう。また、5.1chシステムと比べると、やはり設置や接続はずっと楽だ。
DVDプレーヤーなどからの入力端子は、コントロールアンプの背面に並んでいる。デジタル入力は光角型が2基(TV、DVR)、同軸が1基(DVD)、アナログ入力は4基(GAME/AUX、DVR/VCR、TV、DVD)で、DVR/VCRのみアナログ出力も装備。また、チューナー内蔵なのでアンテナ端子も用意されている(FM簡易型アンテナとAMループアンテナが付属)。
リアル5.1chシステムとは異なり、初期設定もほとんど必要ない。マルチコントロールという設定メニューでは、チューナー設定や低音/高音調整や左右バランス調整、本体表示部の設定が行えるが、特に触ることはないだろう。サブウーファーのレベルは、リモコンのボタンで簡単に調整できるので、実際に聴きながら好みに応じて変更すればいい。
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