結局のところ、この価格と250GバイトHDDの採用が「RD-H1」の大きなポイントだ。スタンドアロンで使っても、早々とHDDの容量が足りなくなることはないだろうし、「ネット de ナビ」を活用できる人なら、2台目、3台目のビデオレコーダーとして手軽に“買い増し”できる。また家族がそれぞれの部屋において、簡易なホームネットワークを構築することもできる。何より価格が現実的だ。
“PC録画派”にとっても無視できない存在だろう。パソコンは既に持っているとしても、テレビチューナーユニットと250GバイトのHDDを購入する価格+αで「RD-H1」は買えてしまう。さらに「ネット de ナビ」を使って録画予約はパソコンからすいすいっと行えるし、録画した番組はパソコンにダビングして煮るなり焼くなり好きにできる。さらにリビングルームの大画面テレビで再生できることを考えれば、「RD-H1」の方が安上がりになる可能性すらある。
「RD-H1」は、デジタルビデオレコーダー市場全体から見ると、おそらくニッチな製品だ。しかし、「どう使えるか」をきちんと理解すれば、極めて魅力的で「安い!」と思える製品でもある。とくに「ネット de ダビング」対応RDシリーズのユーザーには魅力的で、「RD-H1」が、ほかのRDシリーズの買い増し/買い換え需要を“食ってしまう”可能性すらある。それでもあえて、この製品の販売に踏み切った東芝の英断に拍手を贈りたい。