背面はバッテリーが取りつけられているが、取り外してみると意外なほどスリムだ。このバッテリで、動画は約6時間、音楽再生のみ(液晶OFF)ならば約10時間の再生が可能だ。約12時間の動画再生を可能にする大容量バッテリがオプションで用意されるが、標準バッテリーでこのスリムさならば、大容量バッテリを取りつけてもそう厚みは気にならないだろう。
電源を入れると、各機能がアイコンで表示されたメインメニュー画面が現れる。動画再生を行う「Video Player」のほか、「Audio Player」「Photo Album」「FM Radio」といったアイコンが並ぶ。
項目の選択は各アイコンをペンでタップするか、十字キーで選択して押し込めばよい。なお、「File Manager」はどのようなファイルが転送されているかの確認を行うために用意されており、File Managerの画面で動画や音楽のファイルをタップしても再生することはできない。再生はあくまでも各アイコンからスタートするようになっている。
タップへの反応は機敏で、操作にストレスを感じることはない。TabとEnterキー、もしくは十字キーでもペンと同等の操作を行うことができる。ペンの方が直感的かつスムーズな操作ができるように感じるが、電車内で立っているときなど操作に両手を使えない場面もあるはずで、片手でもほぼすべての操作を行えるのはありがたい。
基本的な設定項目としては用意されているのは、液晶輝度、自動電源OFFまでの時間、USB接続時の液晶ON/OFF、テレビ方式(NTSC/PAL)のみ。そのほかメインメニューのアイコンや表示言語の変更なども行えるが、基本的な利用に際してはデフォルト設定で問題なく、設定に戸惑うということはないはずだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR