プロはどんなカメラやメモリカードを選ぶ?――3人のプロ写真家インタビュー(3/3 ページ)

» 2007年02月26日 18時00分 公開
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二重三重にバックアップする――小山達也

photo 小山達也氏。「ザ・スタジオ」で活躍する広告写真家。仕事では「D2X」や中判・大判カメラを使うが、仕事以外ではコンシューマ向けのデジカメも愛用。最近買ったのはソニー「DSC-R1」。ニコン「COOLPIX 950」以来、回転レンズや可動液晶にはデジタルならではの可能性を感じているという。ホームページはhttp://www.thestudio-d.com/

 小山達也氏は、9人の写真家が在籍する広告写真プロダクション「ザ・スタジオ」のカメラマンだ。同スタジオは、時計やアクセサリー、家電、食品、衣類などの製品写真のほか、モデルや風景、海外ロケなども幅広く手掛けている。その中でも小山氏は在籍20年以上のベテランであり、フィルム・デジタルを問わず35ミリから8×10までの撮影機材に精通している。

 デジタルの比率は全体の約50%で、そのうち商品カタログやパンフレットなどの撮影では35ミリのデジタル一眼レフ機を使用。ニコン「D2X」のボディ6台と、魚眼から超望遠までのニコンレンズ一式を揃えている。商品撮影で特に使用頻度が高いレンズは、標準ズーム「Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17〜35mm F2.8D(IF)」。歪みを出したくない場合は望遠ズーム「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70〜200mm F2.8D(IF)」を、アクセサリーなどの小物ではマクロレンズ「Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D」をそれぞれ使い分けている。

photo 小山氏をはじめとする「ザ・スタジオ」のカメラマンが撮影した制作物の一部。味噌汁から自動車やインテリア、芸能人や政治家のポートレートまでオールマイティにこなす

 「プライベートのスナップ用ではニコンD80も使っていますが、ボディの剛性やホールド感、シャッターを押した時のレリーズ感がD2Xとはまるで違います。画質的にはD80のRAWでも構わないのですが、絵の違いというより、心理的な安心感や信頼感といった意味で仕事ではD2Xになってしまいます」(小山氏)

 商品撮影は基本的にはRAWで行い、商品の横に小さなカラーチャートを並べたカットと、商品のみの計2カットを撮るという。カメラマン自身はRAW現像やレタッチは行わず、RAWデータのままで入稿するルールを制作会社や印刷所との間で決めている。受け取る側がRAWデータを展開できない場合などはTIFFを選ぶこともあるが、簡単な取材撮影以外ではJPEGを使うことはない。

 そして2枚撮ったらすぐに画像をノートパソコンにコピーする。データをバックアップするためと、その場でクライアントやデザイナーにチェックしてもらうための2つの理由からだ。最終的にデータを納品するまでは、ノートパソコンはもちろん、メモリカード内のデータも消去せずに残しておく。

 「カメラやメモリカードなどの機材は、事前にテストや慣らし運転をして信頼性があると判断したものしか使いません。過去にあったトラブルは、助手がうっかりカードを初期化してしまうなど人為的なミスがほとんどです。今では、常に二重三重のバックアップを取る習慣を付けていますので、万が一のミスでも大ごとにはなりません」(小山氏)

 モデル撮影などで一度にたくさんの枚数を撮る場合には、データのバックアップを重視するか、撮影のリズムを優先すべきか悩む時があるそうだ。そのため大容量で、かつコピーが短時間で済む転送速度の速いメモリカードを選ぶようにしているという。小山氏の愛用カードはサンディスクの「Extreme III」だ。

 「デジタル関連の機材は日々進化し、より便利なものや、より低価格なものが次々と出てきます。新しいものは積極的に取り入れるようにしていますが、同時に仕事で本当に使える道具かどうか冷静に見極めることも必要です。間違いのないもの、100%安心して使えるものだけが最終的に残っていくのではないでしょうか」(小山氏)


 3人のカメラマンのジャンルはまちまちであり、使用機材も異なる。しかし機材に求めるものは信頼性の高さという点は共通だ。カメラやレンズだけでなく、その撮影結果を保存するメモリーカードへのこだわりも強く、彼らが認めたのがサンディスクのカードである。

photo ちょうど取材にうかがった日は、お菓子のカタログ写真を撮影中だった。3カ所にトレペをかけ、大型ストロボ2台4灯を使った商品撮影の基本ライティングである
photo 小山氏はひとつの商品を撮るごとにメモリカードを取り出して、こまめにノートパソコンにバックアップを行う。愛用しているカードは、サンディスク「Extreme III」。高速転送と信頼性の高さが何よりありがたい

サンディスク商品紹介

平山氏はできるだけ高速転送ができ、信頼性の高いメモリカードとしてサンディスク「Extreme III」を選択。織本氏は、これまでに一度もエラーがなかったというサンディスクのコンパクトフラッシュカードを複数枚揃え、密封形のハードケースに入れて持ち運んでいる。重いノートパソコンやポータブルストレージを使うより、カード容量と枚数、信頼性を重視する。小山氏はひとつの商品を撮るごとにメモリカードを取り出して、こまめにノートパソコンにバックアップを行う。数多くのカードをテストし、最も信頼でき、スピードが速いと判断したのがサンディスク「Extreme III」だ。プロカメラマンの間では、もはやサンディスクのカードが定番となりつつあるようだ。

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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日