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東芝の“勝負機”「RD-A600」を検証する(後編)(2/4 ページ)

» 2007年07月20日 11時14分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
photophoto 録画番組の一覧である「見るナビ」はサムネイル付きとリスト一覧をリモコンのズームキーで簡単に切替できる
photophoto 毎週、月〜金といった形で放送される番組の一部は番組表から自動で認識し、繰り返し録画で予約される。マジックチャプターは本編とCMの境目の自動設定とシーンチェンジの自動設定を個別にON/OFFが可能だ
photophoto フォルダは録画予約時に「番組名フォルダ化」を選択しておくと、番組表から番組名を引用して作成してくれる。リモコンでちまちまフォルダ名を入力する必要がないため、フォルダ機能を積極的に使う気になる
photo 録画予約の一覧は8件ずつ。ユーザー予約(番組表からの予約や手動予約)とおまかせ自動予約は別々に一覧することも可能。左の実行欄のチェックを外すと、一時的に録画予約を保留できる。一覧から該当する録画予約を含む番組表を呼び出して、前後の番組や同時間帯の番組を確認するといったことも簡単に行える
photophoto 「編集ナビ」からは編集やダビングに加えて録画番組の再生も可能。録画予約関連以外の作業はほぼ全てここから実行できる。編集はチャプターベースで、フレーム単位でのチャプター設定が行える。ダビングにも利用出来るプレイリストの作成、番組結合なども可能だ

 RD-S600から名称が改められたのが「スタートメニュー」。以前の「簡単メニュー」に相当する機能で、電源ON時に自動起動させることができる。これは「カンタロウ」からのフィードバックといえるが、放送中の番組も同時に表示されるためチューナー代わりに利用するといった場合でも自動起動でさほど邪魔に感じることはない。また本機では「ぷちまど」と呼ぶ機能でトピックを表示するようになり、お勧めサービスの更新情報なども確認できるようになった

photo スタートメニューからはほぼ全ての機能を呼び出せる。各ナビの使い分けが解らない場合でもこちらを利用すれば大抵の操作が可能だ。ダビングはウィザードが起動して、よりわかりやすくなった

 「見ながら選択」もRD-S600から搭載された機能。放送や録画済番組を視聴しながら画面下半分1/3程の部分にポップアップするウインドウで放送中、次に放送される番組や録画済み番組を一覧し、チャンネル切替や録画予約、録画番組の再生開始が可能だ。また番組表からは放送中の番組を選択すると、視聴するか録画するかを選択できるようになった。この点は競合製品では可能な製品も多かっただけに待望の機能といえる。

photophoto 「見ながら選択」はテレビをよく見る人には非常に便利。日常的な利用はこの機能だけでも済んでしまいそうだ。ただし、録画中は録画中でないユニットを選択していてもチャンネル切替ができなかった。この点はちょっと残念
photo 番組表で放送中の番組を選択するとこのように2つの選択肢がポップアップする。従来はどちらもサポートされていなかった機能で、これだけでも競合製品への見劣りが随分小さくなったように思う

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