本物のサラウンドを手軽に――薄型テレビ時代の新5.1chラックシステム「YSP-LC4000」(2/3 ページ)

» 2007年11月01日 00時00分 公開
[本田雅一,PR/ITmedia]
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実体感のある本物のサラウンドを手軽に

 仮想的ではないリアルのサラウンドには、いくつもの恩恵がある。

photo 音声をビーム化して壁に反射させることで本物の5.1サラウンドを再生

 まずセンタースピーカーが40個の中から割り当てられるため、どの位置からテレビを見ていても、中央からしっかりと聴きやすいセリフが聴こえる。また、センターからはセリフが主に再生され、左右のメインスピーカーの音と分離されるため、セリフの切れ、自然さ、聴き取りやすさが大幅に上がる。また多少、テレビの正面から外れた場所にいても、十分に高いサラウンド感を得ることが可能だ。

 しかも、40個のスピーカーは、それぞれをどの方向に向けて放射するのが良いのか、付属マイクを使うことで自動的にセットアップされ、ほとんどの部屋においてサラウンド環境を作れる。反射して耳に届くまでの時間を計測し、歪な配置、コーナー配置による斜め方向からのテレビ視聴でも、サラウンド感を味わうことが可能だ。

 YSP-LC4000には、音を反射させる壁の存在しない店頭でもサラウンド感を体験できるよう、バーチャルサラウンド機能も搭載されている。この場合、ほかのシアターラックシステムと同等の体験となるが、ひとたびリビングルームに持ち込むと、その実力を発揮して5.1システムに迫るサラウンド空間を生み出すのである。

 バーチャルとリアルの差は明白だ。実体のないバーチャル音場を、賢明に立体音響として認識しようとがんばって聴くバーチャルサラウンドに対し、自然で当たり前の実体感があるリアルのサラウンドでは、まるで体験のレベルが異なる。

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 シアターラックシステムで、リアスピーカーを追加せず、標準状態でリアルの5.1サラウンドが楽しめる製品は、実はこのYSP-LC4000のみ。店頭では、なかなかこのパフォーマンスを体感できる場所がないのが残念だが、フロントスピーカーだけのサラウンドシステムの中で言えば、その実力は段違いだ。

 もちろん、理想的にはリアにもスピーカーを配置した方がいいが、実際にリアスピーカーを配置している人ほど、不思議なほどリアにスピーカーがあるように感じられるYSPに驚くことだろう。

 そのうえ、機器との接続はとても簡単だ。YSP-LC4000はHDMI端子を搭載しているため、映像も音声もHDMIケーブルのみで接続できるシンプル設計。レグザリンク、ビエラリンクなど、HDMIのCEC機能にも対応しているので、テレビとシアターラックシステムが自動的に連動してくれる。AV機器に詳しくない家族も含め全員がシアター環境を手軽に手に入れることができ、本格的なサラウンドシステムを楽しめるのである。

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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年11月30日