FOMA　N2001

NTTドコモのIMT-2000端末と思われる端末名をTELECに発見。

【国内記事】

2001年2月5日更新

　無線機能を搭載した機器は，いろんな機関の認定を受けなくてはいけない……ということは，以前に503iシリーズの記事で紹介した（11月7日の記事参照）。今回は，NTTドコモが2001年5月にサービスを開始するIMT-2000，ブランド名「FOMA」の端末をTELECに発見したのでお伝えしよう。

　日本電気製（NEC）の「FOMA　N2001」という名称の機器が1月19日付けでTELECを通過し，リストが公開されている。とはいえ，503iの時とは違い，

• 5月サービス開始と発表されている
• FOMAという名称も発表されている

　ため，“分かったからといって何？”という印象は確かにある。今回，いえることは，

• FOMA端末一番乗りは，日本電気の可能性大
• 第3世代携帯電話は，メーカー名＋4桁の数字

　といったところだ。これまでだいたい下記の表のようなラインナップだったNTTドコモの第2世代携帯電話（デジタル）だが，第3世代では4桁。やっぱり読み方は，“えぬにせんいち”になるのだろうか？　機種の発売年度が分かりやすいのはいいのだが，まるで某社のOSのようなネーミング。このセンスは何とかならないものでしょうか。

NTTドコモ 第2世代携帯電話（PHS）のネーミング

10x	NTTドコモデジタル初期の端末
20x	現在のスタンダード機
33x	32K PHS
302	DoPa 28.8Kbps対応機
50x	iモード機能充実機
60x	個性派機
6xx	64KbpsのPHS
71x	M-stage music対応機
8xx	ドッチーモ

　ちなみに，写真は「FOMA　N2001」とは無関係の，NECが公開したモックなので，ご注意を。

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