Javaアプリ事始め 第5回:
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【国内記事】 | 2002年4月5日更新 |
今回紹介するJavaアプリはこちらです。jadファイルなどをダウンロードしてください(ZIP圧縮されています)。
このサンプルでは,スプライトデータを2つ定義しています。色は白(0x00FFFFFF)と黒(0x00000000)と赤(0x00FF0000)を使用しています。キャラクターは以下のように表示されます。これは通称「づけ」というキャラクターです。Javaを知っている方ならどこかで見たことのある「デューク」(Duke)に似ているかもしれませんが,きっと気のせいです。さあこのキャラクターを使ってスプライトの基本的な描画について見ていきましょう。
2枚のスプライトを交互に表示させることによって,シンプルなアニメーションを実現しています。画面上には常に256個の「づけ」が,それぞれ独立した動きをしながら表示されます。Javaアプリ内で256個の「づけ」オブジェクトを作成して,それぞれに動きを与えています。256個の「づけ」をフレームバッファに描画するたびに,実画面に転送しています。
表示座標の増減は乱数によって作成しています。乱数による判定によって,スプライトデータの片方を90度回転させて表示させ,一定時間内は座標の増減をさせないことで「づけ」がコケたような表現をしています。
ソースコードを以下に示します。詳細につきましては,J-PHONE Javaアプリ プログラミングガイドを参照してください。
今回は基本的な2Dグラフィックスについて解説しました。何でも構わないのでとりあえず2Dグラフィックスで表示して動かしてみてください。次回はもっと凝った2Dグラフィックスについて解説していきます。お楽しみに。
執筆者紹介 コネクト 伊藤広明 株式会社コネクトは,携帯電話向け技術,特に携帯電話向けJavaに特化した開発会社です。ゲームなどエンタテイメント性の高いコンテンツ系ソフトウェアから,ビジネスエレクトロニックコマースに主眼をおいたアプリケーションに至るまで,幅広い分野の携帯電話向けJavaアプリケーション開発・サーバ開発にはじまり,クラスライブラリの開発,各種ツール類の研究開発,携帯電話向けJavaの開発ノウハウを活かしたコンサルティングも行っています。 |
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