Mobile:NEWS 2002年7月24日 04:03 PM 更新

“サイバーショットU”を連れて街に出てみた(2/3)


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 また、店先のアクセサリーや電車の時刻表などを寄りできれいに撮れるマクロ機能も便利だ。ピントが合っているかどうかが小さい液晶モニタでは分からないのが難点だが、シャッターを半押しすることでかろうじて確認はできる。


ショッピング中に「なんだこりゃ? 」と気になるものをパチリ。ほかにもどの靴や服を買おうか悩んだときに、メモ代わりに撮るという使い方はかなり役に立つ。駐車場の番号を控えておくのにスナップする、などといった使い方も


近所の公園を散歩中に見つけたオウム。そばにいた飼い主に「外に出してくれ」と頼んだが断られた。仕方がないので籠の外から撮影。本体が小さく片手で撮れるので、籠のぎりぎりまで近づきやすかった。できあがった写真には柵が写らず、なかなかよい出来。オウムが何かしゃべってくれたのでムービー撮影してみたが、音声対応でないため何を言っているのかがわからず残念……

 「これぞ!」と感じたのは、画像に特殊効果をかけて撮影できる「ピクチャーエフェクト」機能。ネガフィルムのような効果を出す「ネガアート」、古い写真のような色合いにできる「セピア」、白黒の「モノトーン」、明暗をハッキリさせたイラストのような効果を出す「ソラリ」──の4つのエフェクトがある。セピアを使って昭和初期風の味を出すもよし、ネガアートで顔のアップを撮り、「そこで特派員が見た衝撃の映像!」などというタイトルを付けるもよし。エフェクトを選ぶと液晶モニタに効果が反映されるので、出来上がりをイメージしながら撮影可能だ。仲間うちでワイワイやりながら撮影したり、それを見せ合ったりする場合に楽しい機能だ。


適当に撮ってもアートな感じを醸し出せる便利な「モノトーン」エフェクト。この写真でもマクロ機能が生かされ、手にきっちりピントが合っているため顔がぼかされていい感じになった。当然ながら、偶然の産物


こちらもモノトーンエフェクト同様、アートな感じを演出できる「ソラリ」エフェクト。光と陰のコントラストがハッキリしているほど、アーティスティックな仕上がりになるようだ


「大切な思い出として心に刻んでおきたいの……」といった、ふだん絶対口にしないようなセリフが思わず出てしましまいそうなメランコリックな雰囲気の「セピア」エフェクト。昭和初期を彷彿とさせるのがよい


「そのとき、特派員が見たものは!? CMの後、驚愕の映像が!」といった感じの写真が撮れる「ネガアート」エフェクト。できあがった画像は本当に……怖い!

 撮影した画像は小さい液晶モニタながらも、再生画面を4つに分けたサムネイル表示でプレビューできる。本当に爪の先ぐらいの大きさになってしまうが目的の画像にはアクセスしやすい。

 電池のもちは、1時間に20枚程度の頻度で16時〜23時まで撮影と再生を繰り返したところ、バッテリーの充電状態を示すステータスは変わらなかった。翌日の昼に再び使い始めると半分になり、夜には完全にバッテリーが切れる──といった具合だ。別の日にフル充電の状態で、10時から使い始めたが、バッテリーが完全に切れたのは21時だった。ちなみにこれは昼間、液晶のバックライトをオフにした状態。オンにしたままの場合、駆動時間は短くなる。

 ソニーは駆動時間が短いためアルカリ単4型乾電池には未対応としている。試しに単4型乾電池で使ってみたところ、確かに15分程度であえなくバッテリー切れとなった。緊急用にはかろうじて使えるといったレベルだ。

[野田幾子, ITmedia]

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