Mobile Weekly Top10
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1位 | KDDI、カメラ付きムービー端末発表 | ||
2位 | 3社のパケット料金を比較する | ||
3位 | au、カメラ付き端末4機種を発表 | ||
4位 | DDIポケット、音声端末でEメールの定額使い放題サービス〜パケット導入で | ||
5位 | 「N504i」の日本語入力を解剖する | ||
6位 | 身近な人があなたのケータイを盗み見ている? | ||
7位 | 松下、Eメール使い放題に対応した「KX-HV210」 | ||
8位 | 日本通信、定額で1年間使い放題のメール専用モバイル通信サービス | ||
9位 | J-フォン、ライト搭載の「J-SH09」発表 | ||
10位 | ソニー、カジュアルなCLIE「SJ30」を発表〜9月14日発売 |
KDDIがカメラ内蔵に本腰を入れた。先週のアクセスランキングトップは、KDDIのカメラ内蔵端末の記事。今回発表された4機種はそれぞれカメラを装備しており、発売済みのカシオ製端末「A3012CA」と合わせると5機種が出回ることになる。
auユーザーには急に選択肢が増えるわけだが、カメラ機能で見た場合、それぞれどのような特徴があるのだろうか。
機種 | センサ | 有効画素数 | ズーム | データフォルダ容量 | 背面液晶 | その他 |
A5301T | CCD | 31万画素 | 6.6倍 | 3Mバイト | 256色STN | SDメモリーカード、動画撮影 |
A3015SA | CCD | 11万画素 | 2倍 | 2Mバイト | 6万5536色STN | プチフラッシュ |
A1014ST | CCD | 11万画素 | 2倍 | 1.5Mバイト | モノクロ | カラーフラッシュ |
A1013K | CMOS | 11万画素 | 2倍 | 1.5Mバイト | 256色カラー | レンズカバー |
A3012CA | CMOS | 31万画素 | 4倍 | 12.8Mバイト | モノクロ | ー |
こう並べると、それぞれ際だった特徴を持っているのが分かる。
写真をたくさん撮りたいというユーザーには、12.8Mバイトの内蔵メモリを持つ「A3012CA」や(4月4日の記事参照)、SDカードスロットを備える「A5301T」がお勧めになる。この2機種は31万画素のセンサを備えており、VGAサイズ(640×480ピクセル)の写真が撮れるのも特徴だ。デジタルズーム倍率が高いのもうれしい。A5301Tは、auで初めて動画のメール送信に対応したほか、31万画素CCDという現在最高クラスのセンサを搭載している。
暗いところでも撮影したいという人には、フラッシュ付きがいいだろう。「A3015SA」と「A1014ST」がこれに当たる。もっとも、フラッシュといっても高輝度の白色LEDを使っているところは、ドコモiショット端末の「ライト」と同じだ(7月22日の記事参照)。J-フォンの東芝製端末のような“本当のフラッシュ”ではないことに注意。
手軽なカメラ機能を考えたとき、「A1013K」のレンズカバー機能は見逃せない。レンズカバーを開けるだけでカメラが起動、撮影が行える。カバーを付けることで、携帯カメラの難敵である“レンズの汚れ”も防げるし、“盗撮のえん罪”からも逃れられる(7月31日の記事参照)。同様の機能はJ-フォンのストレート端末「J-P51」も搭載しているが(6月14日の記事参照)、折りたたみ型ながらレンズカバーを付けたことは、今後のカメラ内蔵機種の方向性を示した意味でも評価したい。
CCDとCMOSの違いに関しては、実機での評価が済んでいないためコメントしない。一般にはCCDのほうが暗所に強く、映像の歪みも少ないとされている。ただし、カメラ性能はセンサだけで決まるものではなく、レンズや画像処理回路の性能で大きく異なってくるからだ。
カメラ以外の機能については、1000番台は特に付加機能なし。3000番台は、GPS、Java、WAP2.0高速なWebアクセス、5000番台はそれに加えてムービー再生機能を持っている。
[斎藤健二, ITmedia]
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