ドコモ2002年第3四半期〜FOMAのARPU、未だPDCを下回るドコモが2002年第3四半期のオペレーションデータを公開した。ここ1年で見ると、ドコモPDCのARPUは微増傾向。FOMAのARPUはPDCを下回ったままだ。iモードの単独ARPUは2110円と微減。また利用パケット数に占めるメール比率も減少している
NTTドコモは2月3日、2002年第3四半期のオペレーションデータを公開した。FOMAのARPUは7750円でPDCの8200円を、依然下回っている。 PDCのARPU(ユーザー1人当たりの月間利用料金、用語)は8200円。2001年度実績である8480円に比べると若干下がったが、2002年度は微増が続いている。 FOMAのARPUは1万円を超えていた当初から、急激な減少が続いている。一時は7250円まで下がったが、第3四半期に入って上昇した。
iモードの単独ARPUは2110円と減少傾向。ただしiモードの契約比率は順調に増加し84.5%に増加したため、非契約者も含めたiモードARPUは1770円と増加している。また、iモードのパケット数比率を見ると、メールの比率が2001年度の17%から14%に減少している。 PHSは、ARPUが2001年度の3830円から3500円に減少。ただしデータ通信比率は、2001年度の72.5%から77.7%と増加している。
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