505iSシリーズ5機種発表〜D505iS発売は23日年内に発売と目される、ドコモの505iSシリーズ5機種が発表された。PやNも含む全機種がメガピクセル以上のカメラを搭載し、SH505iSはAF付き202万画素カメラを載せた。P505iSは、折りたたみかつ横回転の独特なヒンジ機構を備える。
ドコモは10月21日、505iSシリーズ5機種を発表した。最初に発売されるのは「D505iS」。10月23日に全国で発売される。100万画素のスーパーCCDハニカムを搭載し、200万画素の出力が可能だ。
今回開発表明されたのは、「P505iS」「N505iS」「SO505iS」「SH505iS」の4機種。505iシリーズから富士通を除く各メーカーの機種がラインアップされた。 “iS”シリーズの特徴は大きく六つある。
505iシリーズではPとNが31万画素に留まっていたが、505iSでは全機種が100万画素オーバーのカメラを搭載した。
注目は出力200万画素のD505iSと、202万画素のSH505iSだ。また、高画素化に伴いカメラ位置が変更されているのも気になる。N505iSのみ伝統的なカメラ位置のままだが、ほかの機種は“閉じたまま撮影する”デザインに変更された(SH505iSは開けたままヨコ撮りもできる、D252iSに似たスタイルだ)。 NとPは、505iSでついにメガピクセル化を果たした。P505iSは、普通の折りたたみ型からさらに液晶が横回転する複雑なギミックも搭載している(P505iSの記事参照)。
505iシリーズではF505iとSH505iだけが備えていたQRコードやJANコードなどバーコード読み取り機能を全機種が搭載した。また、追加機能として複数のQRコードを読み取って一つのデータとして認識する、分割認識にも対応している。 これに伴って追加された機能が、マクロ切り替えスイッチだ。しかし、P505iSとSH505iSには切り替えスイッチがない。実は、表で「AF付き」と記載した理由はここにある。オートフォーカス付きならば、手動の切り替えスイッチを設けなくてもマクロ切り替えが可能だからだ。 D505iS以外のiSシリーズは詳細なスペックは明かされておらず、AF付きかどうかは推測となる。しかし、マクロ切り替えスイッチがなく、レンズの横には「AF」の文字が記載されている。オートフォーカス機能付きと見て間違いないだろう。
コンテンツに関連した新機能が、この「メニューアイコンダウンロード」だ。メインメニューは、従来画面を9分割したアイコンが表示される機種が多かったが、iSシリーズではこれが標準化された。「9分割アイコンをサイトからダウンロード。P505iで搭載した機能だが、要望が強かったので全機種で搭載した」(ドコモ) 残念ながら、今回展示されたのはモックアップだったため、各機種のメインメニューがどのような画面かは分からなかったが、9分割アイコンを採用していなかったSOも、iSシリーズではメニュー画面を変更することになる(9分割にはならないようだが)。 これに伴ってかどうか分からないが、SO505iSではジョグダイヤルの形状が変更された。普通の十字キーが搭載され、その周りに左右に回せるダイヤルが配置されている。ちょうど、パナソニックのノートPC「ヒト」が昔搭載していたダイヤルやアップルの「iPod」のダイヤルに近い。
これは、252iSシリーズとの共通機能(10月15日の記事参照)。250文字までだが、同時に10人までのユーザーとチャット形式で文字会話ができる機能だ。252iSシリーズや従来のP端末と互換性がある。システムには、通常のiモードメールを使うため、画面の見せ方の改善ともいえる。
505iシリーズでは、D505iが動画録画に対応していなかったが、iSシリーズでは全機種が録画・再生可能になった。ただし、録画フォーマットなどは共通化されず、各端末ごとに楽しむ形だ。
miniSDやメモリースティックDuoといった外部メモリースロットは、505iシリーズ同様、全機種に搭載された。従来同様、SO505iSとD505iSがメモリースティックDuo、ほかの3機種がminiSDである。 なお、D505iS以外のiSシリーズは、発売日などは明かされていない。
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