SO210iはこんな形? ──503iSも見えてきたFOMA試験サービスの開始後も,新機種の発売ラッシュは止まらない。210iシリーズがすぐ後に控えているほか,早くも各社「503iS」シリーズの準備に入っているようだ。
今年頭に始まった携帯電話の新機種ラッシュも,503iシリーズが出そろい,FOMA(用語)の試験サービスも始まったことでひと段落したかにみえた。 しかし6月に入っても新機種の登場は止まらないもようだ。既に6月発売がうたわれている機種も多く,ボーナスに前後して魅力的な機種が揃いそうだ。そして秋には,2世代めとなる503iシリーズ,「503iS」ファミリーも登場を待っている。 ドコモからはSO210iなどNTTドコモは夏に「SO210i」の発売を予定している。液晶は256色ながら,重さは88グラム。かなり小さく,シンプルなものになりそうだ。形は,デザインに特徴のあった「SO503i」に比べるとすっきりしている。「コンパクトのような」雰囲気だという。実機を見た人たちが口々に「これは売れるでしょう!」と言うように,注目機種になりそうだ。 ソニーお家芸のセンタージョグダイヤルは健在。操作性もSO503iに近いものと思われる。もちろん「POBox」(用語)も健在だ。面白いのは充電などにも使うシリアルコネクタがボディ横に付いていること。そのおかげか,通話部のデザインはオリジナリティが感じられる。発売は6月下旬を予定しているようだ。 またTELEC(用語)などによると,「KO210i」も発売を予定しているもよう。昨年,国際電機と日立電子,八木アンテナが合併してできた日立国際電気が製造元とみられている。 各社,503iSを発売?最近,インターネット上の携帯ファンサイトなどでもりあがっているのは,“503iS”の話題だ。三菱,NEC,富士通がそれぞれ503iSを計画しており,全て折りたたみ型だという。TELECの技術基準適合証明は以下のとおりだ。
発売される場合,時期は秋頃になると見られている。既にいくつかの端末の写真らしきものがインターネット上に流出している。 auのezplus対応機は日立とカシオ
上の写真は,先日のビジネスシヨウに展示された,auのJavaサービス「ezplus」に対応した端末2機種(5月22日の記事参照)。端末の型番などは不明だが,6月末から7月にかけて発売される機種と思われる。 既にTELECでは,以下の機種が技術基準適合証明を受けている。
日立の端末は「C415H」と「C451H」の2種類の型番が登場しているが,短期間に2種類の同じような端末が登場するとも思えない。カシオのほうも同様だ。ezplus対応端末は,当初C4xxで計画されていたが,数字が半分上がってC45xに変更になった,とも想像できる。 東芝の動画端末?東芝も,ビジネスシヨウには「動画配信サービス対応機」として端末を展示。動画配信,というと9月にサービス開始を予定している高速データ通信規格「cdma2000 1x」に対応した端末か? とも思えるのだが,TELECには「C415T」という端末も認証を通過している。
京セラは6万5000色折りたたみと28.8Kパケット通信
京セラの新端末。ツーカー向けの端末は,これまでの京セラ端末とデザインを変えてきている。au向けのほうは6万5000色液晶を搭載する。TELECの通過からだいぶ経っていることも考えると,そろそろ発表されてもおかしくない。
今後のauのcdmaOne端末をまとめると,以下のようになる。
「P-in M@ster」?
ビジネスシヨウに展示された,パケット通信にも対応したコンパクトフラッシュ型PHS端末(5月22日の記事参照)。TELECには,以下のような名称で技術基準適合証明が出されているが,“P-in”というところがいかにもそれらしい。
[斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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