噂の新ザウルス「MI-E21」発売直前! プレ速攻レビュー!――キーボード編(2/3)

より改善され,配置も工夫されたキーボード

 次にキーボードを見てみよう。まず目にとまるのはキートップのサイズと形状が「MI-E1」と比べると大きく変わったという点だ。キー自体が「角ばった」感じになり,四角くなった。キーの大きさも,従来のザウルスのキーボードよりやや大きくなっている。キーストロークについては,本体サイズの横幅が狭くなったにも関わらず,しっかり確保されている。

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「MI-E1」と「MI-E21」のキーボードは,キーの大きさに加えて形状も大きく変わったのがよく分かる

 キーの固さについては,以前のインプレッションで「固い」と書いた。しかし,これは好みによる問題なので,人によって操作感の善し悪しは分かれるところ。指の腹で押すクセのある人の場合には,この固さと角張りによって指がかかりやすくなり,キーの操作感が向上したと感じるだろう。しかし,手が大きくて指が太い人の場合には,固いキーを押しこむ際に隣のキーに触れてしまったり,爪を伸ばしている女性は力が入りにくい。

 パッと見たときの見え方も「MI-E1」と「MI-E21」のキーボードでは随分と違いがある。キートップやキーの間にある文字などがすべて太字になり,カラーもわりとはっきりしたオレンジ色になった。そのせいか,目に飛び込んでくる情報が多すぎるように感じられ,ゴチャゴチャとした印象もある。

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「MI-E1」と「MI-E21」を比較すると,文字が太く色も明るくなり見やすくなっているが,デザイン的にはやや押しつけがましさを感じる

 キー配列は,機能操作の部分においてかなり変更されている。既存の「MI」シリーズからの乗り換えを考えている人は,この配列を覚えるのに時間がかかるかもしれない。キー配列上で評価したい点は「変換」キーを中央下に持ってきたことである。

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中央に大きく置かれた変換キーはPCのキーボードに近い位置にあるともいえる

 右利きの人であれば,今までの位置でも文字変換に支障はないだろう。しかし,左利きの人にとってあの配列は,操作しにくかったのではないだろうか。このように中央に最も使うキーを配置しておけば左右意識せずにボタン操作を行える。

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