皮肉にも、3DMark03のCPU Score以外で、今回の主役ではないPentium D 820の圧倒的なコストパフォーマンスが目につく結果となった。Athlon 64 X2で最もローエンドとなるAthlon 64 X2 3800+のコストパフォーマンスもいいが、それでも実売価格が4万円コース(328ドル、日本円で3万9360円)になってしまうため、Pentium D 820にはかなわない。
最も、今回はシングルコアのAthlon 64を用意できなかったため、Pentium Dと同じ価格帯のAthlon 64と比較できていない。次回以降にAthlon 64も用意して、そのあたりも比較してみたい。
なお、Pentium XE 955、Athlon 64 FXはともに価格は10万円を超える。このあたりになると、もはや「コストパフォーマンス」云々をとやかく考える製品ではないだろう。
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