「昔々あるところに、1台のパソコンがありました」PC USER'z Park(3/3 ページ)

» 2009年10月25日 15時00分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
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「MP3プレイヤー」

投稿者:XVIさん

 “化石画像”としては「これってなんに使うの?」という画像こそがふさわしい、そんな視点で選考しました。カセットデッキに入れることでMP3再生ができるというMP3プレーヤー。カーステレオ用にこういったカセット型のプレーヤーやFMトランスミッター、ありましたねえ。媒体は違いますが、スマートメディアをFDDで読めるようにするフロッピーディスク型のスマートメディアリーダーもこのたぐいでしょうか。


「ありましたねー、この手の。ダイナミックネイキッドオーディオという会社が出したMMC対応のやつを持ってました。8MバイトMMCに2曲くらいしか入んないでやんの。転送はシリアルポート経由でしたよたしか」(編集部)

「PC-88のゲーム」

投稿者:takebo-さん

 名作ぞろいですね。「暗黒の世界から死の匂いに乗ってあいつがやってきた」――旧エニックスのアドベンチャーゲーム「ジーザス」は映画「エイリアン」のパクりとも揶揄(やゆ)されましたが、グラフィックスの美しさ、クライマックスへの盛り上がり、「ドレミファミレドミ」(すぎやまこういち氏!)のメロディがリミックスされていく演出など、どれをとっても当時の一級品と言って過言ではありません。これに匹敵するのは「スナッチャー」くらいだったでしょう。

 「イース」「イース2」は最初から2部作として作られており、無理して作った続編モノとはレベルの違うストーリーの緻密さが感動的でした。「イース3」(ワンダラーズ・フロム・イース)はそれに比べると技術力の向上はあるものの、やや小粒な印象でしたね。「スタートレーダー」は不評も多いですが、シューティングゲームにストーリーを持ち込み、スコアを廃止した画期的な作品だったと思います。自機が左に進んでいく横スクロールのPC用シューティングゲームはこれ以外に知りません。


「まあ、ジーザス2は遅れて出たからいいとしてもさ、アンジェラス2はどうしたんだよ?」(編集部)

「これがないと仕事にならなかった……一太郎」

投稿者:ecosysさん

 いやぁ、懐かしい。思わず「JXW」とか「dosshell」といったDOSのコマンドが頭に浮かびますね。ちなみに、2010年は一太郎25周年ということで「みんなで選ぶ『一太郎』パッケージデザイン投票」を行っているみたいです。そちらの投票もぜひ。


和製アップルIIとの呼び声も高いソード「M5」

投稿者:まりっぺさん

 オフィス向けパソコンを販売していたソード(現東芝パソコンシステム)が発売した唯一のホビー向けパソコン「M5」。タカラからはゲームパソコンという名称で販売されていました。MSXを先取りしたような仕様でしたが、発売の翌年にはMSXが各社から発売されて撤退。いいマシンでしたが、MSXに全部持って行かれてしまったような印象があります。


「SEGA印のIBMキーボード」

投稿者:MoonDustさん

 タイトルを見て「ひょっとして」と思ったらやはり、TERA-DRIVEでした。2つを1つにしたモデルはそのシリーズの終焉(しゅうえん)を意味することが多いような気がする(例えばPC-98DO、FMV-TOWNSなど)のですが、これはゲーム機であるメガドライブとDOS/V機を1つにした、コンセプトからしてすでによく分からなかったマシンです。

 確かにSC-3000から続くセガのPCとしては最後ということになりますが、あまりにもほかのラインアップと離れているので、これをもって“おしまい”というのもはばかられるような、要するに「血迷った」、あるいは「さすがセガ」としか思えないようなマシンでした。こういうのって最近見ないですよね。


「こんなのもありました(TP550BJ)1」

投稿者:MoonDustさん

 インクジェット(バブルジェット)プリンタ普及の立役者とも言えるBJ-10v(相当)を内蔵した「ThinkPad 550BJ」です。モニタ・プリンタともモノクロってとこがちょっとアレですが、今あっても結構よさそうな気もするんですけどね。今のノートPCはオフィス用途としては十分小型化されていますし。プリンタではなくドキュメントスキャナとかのほうが重宝するかもしれませんが。


「PLEXTOR PX-12CSe」

投稿者:XVIさん

 今や存在しないであろうキャディ式のCD-ROMドライブ。複連装式のマガジンではなく、このキャディの中に入れるのは1枚だけです。


 以上、時代の一端を切り取るような懐かしい製品の数々、いかがだったでしょうか。ここで紹介した作品を投稿してくれた読者のみなさんには、ささやかではありますが、編集部蔵出しのプレゼントを贈呈させていただきます。もちろん、これ以外にもたくさんの投稿がありました。是非「PC USER'z Park」を訪れて思い出にひたっていただければと思います。

 なお「PC USER'z Park」の投稿は引き続き募集し、随時記事で紹介していく予定です。今後ともPC USERをよろしくお願いいたします。それとTwitterも始めているので、こちらもぜひ。


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