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パフォーマンスは必要にして十分
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「FMV-BIBLO NB18C/T」の本体デザインは、スピーカ部分がせり出した形状に同社のイメージカラーともいえる青みがかったシルバーの塗装で、軽快な印象を与える。本体は大柄だが、デスクノートとして位置づけられている同社の「FMV-BIBLO NHシリーズ」と比べるとややコンパクトだ。重量も約3.5kgと、FMV-BIBLO NHシリーズよりも若干軽量だ。
筐体色は、スタイリッシュな印象を与えるシルバーブルー。サイズは325.3(W)×282(D)×39.1〜45(H)mmで、デスクトップ代替のオールインワンノートPCとしては標準的な大きさだ(クリックすると拡大します)
※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります
CPUは、モバイルPentium4-M 1.8GHzを搭載している。同シリーズの最上位モデルとしてはやや物足りない印象を受けるが、必要にして十分なパフォーマンスを提供する。また、モバイルPentium4-MはSpeedStepを装備しており、バッテリ駆動時はCPUの動作クロックとコア電圧と同時に落とすため、バッテリ駆動時における消費電力を抑えられる。
チップセットは、RADEON VE相当のグラフィックチップを備える統合型チップセット「ATI RADEON IGP 340M」とAcer Laboratories Inc(ALi)の「M1535M+」の組み合わせだ。メモリはDDR SDRAM PC2100対応で、オンボードに256Mバイトを標準搭載し、最大768Mバイトまで増設できる。ビデオRAMは、標準状態でメインメモリから32Mバイト分を割り当てられる。この割り当てメモリ容量は、16Mバイトから128Mバイトまでの4段階で設定可能だ。
ハードディスクは60Gバイト、光学式ドライブはDVD-RAM/R/RWの書き換えに対応したDVDマルチドライブを内蔵している。DVDマルチドライブは、DVD-Videoの作成や大容量データのバックアップなどに重宝しそうだ。なお、フロッピードライブはオプションで、USB接続のフロッピードライブが用意されている。
キーボードは19mmピッチ、3ミリストロークを持つ。「Enter」キーを右端に装備しており、不等ピッチのキーはなく、快適にタイピングできる。背面の足が高くなっており、キーボードがスラントしていて打ちやすくなっている点もポイントだ。
キーボードは19mmピッチ、3ミリストローク。ポインティングデバイスにはトラックパッドを採用する。トラックパッドは大きめで操作しやすい。左右のボタンの間にスクロールボタンを装備している(クリックすると拡大します)
[赤坂賢太郎, ITmedia]
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