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TVチューナ内蔵でビデオデッキPCとしても使用可能
もともとFMV-BIBLO NBシリーズはホームエンターテイメントノートとして位置づけられているが、その中でもFMV-BIBLO NB18C/TはTVの視聴や録画/再生ができるなど、よりエンターテイメント志向の強いモデルとなっている。
FMV-BIBLO NB18C/TはTVチューナを内蔵しており、TV番組の視聴や録画が行える。また、本体右側面にピンジャックのAV入力ポートを装備しており、ビデオカメラやビデオデッキなどのソースを録画することも可能。アンテナ端子はミニジャックだが、変換アダプタが付属しており、一般的に使われているF型コネクタと接続できる。なお、録画/再生はソフトウェアエンコード/デコードであるため、シーンやマシンの使用状況によっては、映像がスムーズに録画/再生されない場合がある。
右側面。ピンジャックの映像/音声入力ポートは内蔵のTVチューナで使用する。アンテナ入力もミニジャックで、F型コネクタ用の変換ケーブルが付属。なお、TVチューナを内蔵していない下位モデルでは、TVチューナの部分にフロッピードライブが装着される(クリックすると拡大します)
本体左側面。PCカードスロット、IEEE1394、モデム、S端子が配置されている。SDカード/メモリスティックスロットも装備しており、デジタルカメラやPDAからのデータ移行に重宝する(クリックすると拡大します)
本体背面の写真。ほとんどのインタフェースが側面に配置されているため、シンプルだ。縦に並んでいるUSBポートはUSB 2.0に対応している
閲覧ソフトには「TVfun STUDIO」を採用。タイムシフト再生機能や、G-Guide方式のインターネットTV番組表による予約録画機能をサポートしている。欲をいえば、離れた場所から操作するワイヤレスリモコンが付属しているとよかっただろう。
ディスプレイにはクリアパネルを前面に使用した15型のスーパーファイン液晶を採用、解像度は1,024×768ピクセルとなっている。低反射コーティング処理を施しており、外光の映り込みを抑えたクリアな画面表示が得られる。ただし昨今流行のホームユーザー向けのこの手のディスプレイは、仕事などで長時間見続けるような状況では、輝きのある鮮やかな画面表示はかえって辛くなるかもしれない。サウンド面に関しては、本体内蔵のスピーカの他に、USB接続によるタイムドメイン方式のステレオスピーカが付属しており、迫力のあるサウンドで楽しめる。
本体の前面には、液晶サブディスプレイと、CD/DVD操作ボタンを兼ねたワンタッチボタンを装備する。液晶ディスプレイはXGA対応の15型FLバックライト付き高輝度・低反射TFTで、外光の映り込みを抑えたクリアな画面表示が楽しめる
アプリケーションは、他のFMV-BIBLOシリーズと同様に充実している。TVチューナ機能やDVDマルチドライブを装備していることを考えると、ホームエンターテイメントモデルとしての用件はひと通り満たしている。初心者にとっての最初の1台としてもお勧めできるほか、パフォーマンスを重視しつつもAV機能も欲しいという欲ばりなユーザーにもお勧めの製品だ。
参考ベンチマーク値
「PCMark2002Pro」と「3DMark2001SE」のペンチマークテスト結果
[赤坂賢太郎, ITmedia]
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