> レビュー 2003年5月20日 13時39分 更新

Latitude D600:自由自在にカスタマイズできるBTO Centrinoマシン
デルコンピュータ

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マグネシウム合金のシンプルな筐体

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 デルコンピュータの「Latitude D600」は、CPUにPentium Mを採用した2スピンドルマシンである。まずは、その筐体について紹介していくとしよう。

 「Latitude D600」の筐体サイズは315(W)×258.5(D)×30.8(H)mm、重量は2.20kgとなる。マグネシウム合金フレームが使用された筐体は、見た目ほどの重量があるわけではない。とはいえ、2kgを超えているので、『卓上での使用がメイン、必要に応じて携帯する』といった活用方法を望む人に適した製品となるだろう。

 筐体デザインは、全体的にシンプルで質感のある作りとなっている。色合いもテカテカのメタリックシルバーではなく、落ち着きのある、少し控えめな感じに仕上げられている。液晶背面には「Dell」のロゴ、液晶を開くと、黒のキーボード&タッチパッド、さらに青のポインティング・スティックを発見できる。

質感のあるマグネシウム合金フレームを採用したLatitude D600の筐体。サイズは315(W)×258.5(D)×30.8(H)mm、重量は2.20kg。液晶背面には「Dell」のロゴが配されている(クリックすると拡大します)

※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります


ポインティングデバイスとして、タッチパッドとポインティング・スティックの両方が搭載されている(クリックすると拡大します)

 これらデバイスの操作性は、なかなか良好である。特に2つのポインティングデバイスを搭載していることは、ユーザーに選択の自由を与えるという観点から、大きな評価ポイントとなる。タッチパッド用とポインティング・スティック用の合計4つ左右ボタンを装備しているし、各ポインティングデバイスの感度も良好といえる。唯一惜しまれるのは、ポインティング・スティック用の左右ボタンの感触がフニャとしていることだろうか。操作性に問題があるわけではないが、もう少し反発力が欲しいと感じてしまう。

マウスのプロパティ画面。タッチパッドはポインタ操作用、スティックはスクロール用といった具合に、各デバイスの機能を個別にカスタマイズすることが可能である。もちろん、タッチパッドにスクロール機能や4隅のタップ機能などを追加することもできる

 キーボードの操作性もなかなか良好といえるだろう。各キーのサイズ、キー配列ともに問題なし。キーストロークも十分な長さが確保されているので、快適なタイピングを行うことが可能だ。

[相澤裕介, ITmedia]

関連リンク
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