> レビュー		2003年6月27日　07:43 PM 更新

Endeavor NT3000
リーズナブルな価格が魅力のBTO対応デスクノート（3/3）

	総合評価 7 デザイン 6 パフォーマンス 7 機能 7 拡張性 6 付属ソフト 6 コストパフォーマンス 8 レイティングポリシー

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　筐体が前面に向かって傾斜しているため、キーボードは打ちやすい。ただし、Enterキーの隣にPgUp／PgDnキーやHomeキーが配置されている点は好みの分かれるところだろう。ポインティングデバイスはスクロールボタンを備えたタッチパッドを使用しており、Webブラウズも快適に行える。

　また、インスタントキーを備えており、任意のアプリケーションをワンタッチで起動できる。このほかに、本体前面にCDの操作ボタンを備えており、OSを起動しなくてもCDプレーヤーとして使用可能だ。

キーボードはキーピッチ19mm、キーストローク3mmで、キー数は90キーとなっている。キーボード上部には4つのインスタントキーを装備し、Webブラウザやメールソフトをワンタッチで起動できる

　インタフェースは、ノートPCとしては標準的な構成。USBポートはUSB2.0に対応しており、USB2.0対応の周辺機器との間で高速なデータ転送が行える。背面には外部ディスプレイ、シリアル、パラレルの各ポートを装備する。

本体左側面。前面にかけて筐体が傾斜している。フロッピーディスクドライブのほか、スピーカの音量調節ダイヤルも装備する

本体右側面。光学式ドライブのほかに、PCカードスロット、赤外線ポート、2つのIEEE1394ポートのほか、オーディオ入出力を装備する。オーディオ出力はS/PDIF出力にも対応している

　大手メーカー製のPCと異なり、添付しているアプリケーションは必要最小限となっている。しかし、すでにアプリケーションを所有しているユーザーにとっては無用な出費をせずに済むため、このほうがありがたいだろう。コストパフォーマンスを重視しつつ、ハイパワーなノートPCを求めているユーザーにお勧めだ。

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

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