ニュース	2002年12月24日　00:20 AM 更新

Broadband Weekly Top10（2002年12月15日〜21日）
「ソフト電池」の使い道

ソフトウェアの従量課金を可能にするシステム「ソフト電池」。記事に触れた用途以外にも、さまざまな使い道が考えられる

Broadband Weekly Top10 12月15日〜12月21日
1位	「ソフト電池」ってなに？――ソフト販売に新工夫
2位	ノーリスクで開始できるソフトウェアダウンロードサービス？
3位	BIGLOBEのIP電話を使ってみました
4位	NTT-ME、マンション構内も光化する新FTTH
5位	NTT、接続料を「東西不均一」で再申請
6位	情報通信審議会“DSL作業班”の会合、初回から紛糾
7位	「浜崎あゆみのカウントダウンLive」を完全生中継
8位	そもそもホームサーバって……？
9位	メルコがIEEE 802.11“g”を製品化した理由
10位	「ダウンロードカラオケ」広報プロデューサーに就任したのは……

　先週のアクセストップを飾ったのは、ソフトウェアの従量課金を可能にするシステム「ソフト電池」の記事。このシステムに対応したソフトウェアは、利用期間などに応じて“電池が減る”ため、ユーザーは電池のみを購入、補充することでソフトを継続利用する。

　記事では、ネットワークゲームや、映像コンテンツなどに応用できる可能性を取り上げたが、この電池、ほかにも使い道はありそうだ。

　たとえば、e-ラーニングソフトなど継続利用を前提にした製品は、一度に全教材を買い切るより、利用時間に応じた課金が向いているだろう。また、法人向けソフトウェアなど、製品単価が高額なものも、“試験導入”できることは意義深い。

　サービスを提供する東京ケーブルネットワーク自身、「どの分野のソフトでブレイクするか（利用が活性化するか）分からない」と、当面はその用途を限定しない方針だ。使いようによっては多くの可能性を秘めるソフト電池。事業者にも“柔軟な”発想が求められるだろう。

[杉浦正武, ITmedia]

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