東芝dynabook C8――“白いヒツジ”の中身はオオカミになったか?(2/4)光学ドライブは、松下電器産業製のDVD-R/RW/RAM記録が可能なDVDマルチドライブを標準装備する(最上位の本モデルのみ)。最大転送速度は、DVD-R/RAM書き込み2倍速、DVD-RW書き込み等倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み8倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込みが24倍速。 DVDを再生してみたが、コマ落ちすることなく見られる。メディアの取り出しは、ボタン操作やソフト操作で機械的に行えるが、閉めるときは手動だった(注:下位モデルは、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブを内蔵)。
右側面:DVDマルチドライブとセキュリティロックが配置されている(クリックすると拡大します)
バッテリー駆動時間は、約5.0時間(JEITA測定法)で従来モデルより約50分延びているという。今回試用したのは試作機だったため、ベンチマークなどを取って確かめることはできなかっが、CPUにPentium Mを採用したことが、バッテリー寿命に貢献したのだろう。また、セカンドバッテリーもオプションで提供される。標準バッテリーとセカンドバッテリー合計の駆動時間は約9.5時間(同測定法)となっている。
オプションのセカンドバッテリー カタログスペックをお伝えするだけでは味気ないので、実際に、バッテリーをフル充電し、DVDをフル画面で再生してみた(繰り返すが試作機なので、実際に販売されるものとは異なる可能性がある)。 視聴したタイトルは、第73回のアカデミー賞作品「グラディエーター」で、本編が2時間35分の長編映画だ。 本編スタートから2時間24分30秒、オーストラリア出身の人気俳優ラッセル・クロウ演じる、主人公マキシマスが仰向けに倒れるクライマックスのシーンで、バッテリー低下のためアプリケーション(DVDプレーヤー)終了を促すアラートウィンドウが表示される。が、構わず続行。偶然の一致とはいえ、映画のシーンとバッテリー残量とライフ状況が酷似した、絶妙なタイミング?だった。 2時間32分、エンディングのスタッフロール中にプレーヤーが停止し、デスクトップ画面になる。再度、DVDプレーヤーを起動再生。2時間34分50秒、クレジット表示も終わり、すべてを視聴できた。システムトレイに表示されるバッテリー残量は3%、駆動可能な残り時間は5分。試作機ではあるが、2時間30分オーバーの長編映画もバッテリー電源のみで見られることが実証できた。 (※東芝省電力設定機能では、「DVD再生」に設定する。CPU処理速度3/7(600MHz)、ディスプレイ輝度5/8、CPU熱制御はCPU冷却を優先、Intel SpeedStepテクノロジーは固定とデフォルト設定のまま。音量は12/16とした)
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