レガシーもマルチドライブもなんでもありの15インチオールインワン――NEC LaVie L LL750/7D(3/3)最近は、ノートPCでもミドルレンジモデルであれば、書き込み型のDVDドライブを搭載するものが多い。LL750/7Dも光学ドライブに、DVD-RAMとDVD-R/RWへの書き込みが可能なDVDマルチドライブを搭載している。 ドライブはバッファアンダーランエラー防止機能を搭載した松下製の「UJ-811」で、スペックは、最大書き込み/書き換え速度はDVD-RAM・2倍速、DVD-R・2倍速、DVD-RW・1倍速、CD-R・16倍速、CD-RW・8倍速、最大読み出し速度がDVD-ROM・8倍速、CD-ROM・24倍速である。 DVDマルチドライブ以外に、SDメモリーカード/メモリースティック両用スロットを搭載している点も見逃せない。小型デジタルカメラを中心に、スマートメディアやコンパクトフラッシュの代わりにSDメモリーカードを採用する製品が最近増えており、写真をダイレクトに取り込めるのはかなりのメリットだ。なお同スロットは、メモリースティックPROにも対応している。
DVDマルチドライブのすぐ下に、SDメモリーカード/メモリースティック両用スロットが設けられている
LL750/7Dのインタフェースは、新旧含めて実に多彩である。 前面にはヘッドフォン/ライン出力、マイク入力、赤外線通信(IrDA 1.1準拠)があり、左側面にはビデオ出力(S-Video)、IEEE 1394、USB 2.0×2、CardBus対応PCカードスロット(Type I/II)×2を配置する。右側面にはFDD、DVDマルチドライブ、SDメモリーカード/メモリースティック両用スロット、そして背面にはPS/2、USB 2.0×2、LAN(10BASE-T/100BASE-TX)、モデム、外部ディスプレイ、パラレル、シリアルを備えており、拡張性は十分だ。パラレルとシリアルの両レガシーインタフェースを備えている点は、旧型のプリンタやスキャナが未だに活躍しているオフィスなどで重宝されるだろう。 メモリスロットはSO-DIMM×2(空きは1基)で、最大容量の1Gバイトに拡張する場合は、既存の256Mバイトメモリモジュールを取り外し、512Mバイトモジュールを2枚装着する。
本体前面。音量調整ダイヤル、ヘッドフォン/ライン出力、マイク入力、赤外線通信(IrDA 1.1準拠)が並ぶ
左側面には、PCカードスロット×2、USB 2.0×2、IEEE 1394、ビデオ出力(S-Video)が配置されている
右側面にはFDD、DVDマルチドライブ、SDメモリーカード/メモリースティック両用スロットを装備する
背面には、PS/2、USB 2.0×2、LAN(10BASE-T/100BASE-TX)、モデム、シリアル、パラレル、外部ディスプレイを配置
LL750/7Dはバンドルソフトが豊富で、「Office Personal Edition 2003」を始め多数の実用ソフトがプリインストールされている。買ったその日からすぐに使えるので、入門機としてお勧めだ。また、レガシーインタフェースを装備しているので、デスクトップPCのリプレース機種として検討してもよいだろう。また、既存のレガシーインタフェース機器を今後も活用したいと考えているユーザーにとっても、本機は購入対象となるはずだ。 [赤枝輝昌, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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