写真で見る「SO211i」──メール機能もアップ(2/2)
ソフトウェアにも細かな変更がSO211iの基本スペックは,通常の211iシリーズから大きな違いはない。 ドコモの携帯電話が通常使用する800MHz帯の電波と,シティフォンで利用されている1.5GHz帯の電波の両方を使うことができる(2001年5月の記事参照)。ただし,その切り替えはドコモのネットワークの状況に応じて自動的に行われ,ユーザーが意識することはない。料金も,従来の携帯電話と変更はない。 また,Java機能こそ搭載されていないものの,211iシリーズの標準機能としてブラウザはSSLに対応。プレイステーションとの接続や,「P-in m@ster」などと接続すればDoPaのパケット通信(9.6Kbps)も行える(2001年7月の記事参照)。 電話帳やメール機能などは,SO503i,SO503iS,SO210iと続いてきたソニー製端末のソフトウェアの基本路線から変更はない。文字入力時に,頭の数文字を入力するだけで候補を予測して表示してくれる「POBox」も健在だ(2001年6月の記事参照)。 端末のキャラクターには,「サルゲッチュ」の「ピポザル」が,SO210iの「ポストペット」に代わって採用された。待ち受け画面からスクリーンセーバ,メールの送受信,電話の発着信時などでアニメーションを見せてくれる。また発売と合わせて,SO211iユーザー限定のピポザルの待ち受け画像ダウンロードサービスもスタートする。
強化されたメール機能ソフトウェアの強化点の中心はメール機能だ。1つは「一括メールリスト」機能。いったんメールアドレスを登録しておけば,複数の相手に同時にメールを簡単に出すことができる。
よくメールを送信する相手のうち,上位20人をランキング表示してくれる「送信ランキング」も便利な機能だ。いわば,メールの“送信頻度”履歴である。
ソニー・エリクソン端末ほど,多彩なメール作成方法が用意されている端末は珍しい。電話帳,送信ランキング,一括メールリストからメールアドレスを選択できるほか,リダイヤル,着信履歴の相手にメールを送信できる「EV-Link」機能も引き続き搭載されている 送信メール,受信メール共に5つのフォルダが用意され,メールアドレスによる自動振り分けも可能。メールの全文やフォルダ内から,全文検索ができるのもソニー(・エリクソン)製ならではの特徴だ。 メールの文字サイズも,2種類に変更できる。ただ,小さい文字でも10文字×7行と,SO210iの10文字×9行に比べて表示文字数が減っているのには注意してほしい。
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