ケータイカメラ画質研究ラボ〜au「A1301S」(2/2)
いつものように瓶や缶類を適当に並べて撮影。まずは蛍光灯下から。オートホワイトバランスで撮っている。 ここではケータイモードとPCモードの2つを用意した。ホワイトバランスはきちんとあっており、ナチュラルで自然な写真になっている。ただ影になっている部分に若干ノイズが浮いているのは残念。 続いて白熱灯下での撮影。蛍光灯で撮ったときに比べるとこちらはやや光量が足りないのだが、ちょっと浅い写真になってしまった。オートホワイトバランスの効き具合も中途半端だ。
最後は暗い部屋でろうそくを2つ灯しての撮影だ。 これはフォトライトを点灯していないほう。ろうそくの赤さが出たナチュラルな写真で、ケータイとしては上々。色もきちんと出ている。 フォトライトを点灯するとこんな感じになる。違いは微妙だ。一番カメラに近い位置にあるミサイルの翼に違いが見られる程度。実はこのフォトライトはたいして明るくないため、役に立つのはよほど暗いところで近距離の撮影をしたいときだけだろう。おまけと思ってよさそうだ。
A1301Sのムービー機能は音声付きの動画を最長15秒まで撮れる。大画面ムービーサイズ(128×96ピクセル)にも対応しているのがうれしい。ただ端末を横に構えて撮らねばならないので気を付けよう。そのほうが液晶モニタを広く使えていいのだが、慣れないとつい縦で撮ってしまう。 実際に大画面ムービーサイズで馬を撮ってみた。
動画のサンプル(amcファイル、クリックしてダウンロード。要「ezmovie作成ソフトLite」) けっこうナチュラルで楽しめるクオリティ。ファイルサイズを小さくするために圧縮率はかなり高くなっていて、あらが目立ってしまうが、実用性は高い。 満を持して登場しただけに、さすがソニー・エリクソンという仕上がり。クオリティも使い勝手もなかなかいい。回転レンズは遊べるし、基本仕様はauのほかのムービー端末と同じなので移行もしやすい。画質もオートホワイトバランスや露出にブレが見られるのが気になる以外はナチュラルでいい写真が撮れる。個人的にはGPS対応の53xxシリーズで出て欲しかったんだけれどもね。 関連記事 特集:携帯内蔵カメラの画質をチェック 秋から冬にかけて、続々と登場したカメラ付きの携帯電話。ZDNet Mobileの携帯電話画質チェック記事をまとめた ソニー・エリクソンのカメラ付き「A1301S」徹底攻略 ついに登場したソニー・エリクソン製のカメラ付き。ジョグ+POBox+カメラの登場を期待していた人も多いだろう。メールの使い勝手からデータフォルダ周りまで、各機能をチェックしていく 「最初だからこそ中途半端なものは作れない」〜「A1301S」のカメラ機能 ソニー・エリクソン製「A1301S」の“目玉”はやっぱりカメラだ。開発陣は、目先のスペックでなく、購入したユーザーが楽しく快適に使えることを目指した。動画専用のLSI、ライト内蔵回転カメラ……。これらに込められた工夫を聞いた ウワサのカメラ付き「A1301S」、見てきました au向けにソニー・エリクソンが投入する「A1301S」は、カメラと斬新なデザインが特徴。ボディのほとんどを覆う着せかえパネルによって、“目立つ携帯”が好きな人も、“オーソドックスな色合い”が好みの人も共に満足できる 「A1301S」「A1302SA」が都内で登場 ソニー・エリクソン初のカメラ付き端末は、発売初日からカラーによっては売り切れ。三洋製「A1302SA」は、ムービーメール対応端末最安値での登場となった 関連リンク ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ au [荻窪圭, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 2/2 | 最初のページ モバイルショップ
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