Mobile Weekly Top10
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1位 | スクウェア・エニックス、次期FOMAにドラクエ、ファイナルファンタジーを完全移植 | ||
2位 | 携帯にデジタルTV搭載〜NECが開発 | ||
3位 | 年明け発売。次期FOMAの概要明かされる | ||
4位 | ドコモ、シャープ製SH252iを開発 | ||
5位 | 「J」から「V」へ〜端末の型番ルールを変えるJ-フォン | ||
6位 | au、カラーとデザイン一新のメガピクセル端末「A5401CA II」 | ||
7位 | さらにゲーム機に近づく携帯電話〜バイオハザードも登場 | ||
8位 | CF+SDスロット搭載のコンパクト、iPAQ h2210を試す | ||
9位 | J-フォン、使いすぎ防止機能搭載のQVGA端末「V301T」 | ||
10位 | 求む! メーカー純正の装飾シール |
待ちに待ったPalmが現れた! “手帳型CLIE”こと、ソニーの「PEG-TJ25」だ。
筆者は昔のPilot時代からのPalmのファンである。当時のことを思い起こせば、わずか1Mバイトのメモリと16MHzのCPUでも、びゅんびゅん快適に動いてくれたシンプルなマシンだった。新機種が出るたびに買い換えはしたものの、それは新機能を求めたのではなく、もう少しのメモリと速度、新OS向けに作られた多くのソフトを使うためだった。“シンプリー・パーム”を地でいっていた時代だ。
そんなPalmも、マルチメディア化なるものを目指す時代の流れには逆らえない。液晶がカラーになりメモリスロットが付き、さらには動画再生機能やらカメラまで付くように。最初期のPalmユーザーがバカにしていたPocket PCにどんどん似てきた。
確かに機能は豊富になって、デバイスとしてははるかに高機能になったが、どうもPalmの好きだったところが失われた気がしてならない……。そう感じて使うのを止めたのもこの頃だ。
ところが、高機能化の流れがいまだに止まらぬ中で、ついに出てきてくれたのだ。当初のPalmの思想に近いものを持ったマシンが。
肥大化して機能ばかりが増えたPalmが好きな人は、そうしたラインアップはたっぷりあるからいい。シンプルなPalmが欲しいという筆者のようなユーザーは、このPEG-TJ25にソソられるのは間違いないだろう。
理想のPalmに、筆者の不満
それでも、まだ不満なところもある。ジョグダイヤルはともかく、メモリースティックスロットが残っているところだ。初期のPalmユーザーである筆者には、外部メモリが付いてどこがうれしいのか、今ひとつ分からないが、こんなものが付いているなら、音楽の再生くらいしてほしくなってしまうではないか(自己矛盾だが)。
バッテリーのもちが10日間と短いのも気になる。音楽再生もできる「PEG-SJ33」が17日なのに比べて、ちょっと短い。機能も少なかったが1カ月以上動作した、電池駆動のPalmが懐かしい……。
筆者ならではの問題は、アドレス帳登録の多くが携帯電話での管理に移行してしまっていることだ。その上、膨大な量のスケジュールは社内のグループウェアを使わざるを得ない。仕事柄、頻繁に利用するメモ帳は紙のもののほうが便利だ。ゲームをするなら、Vアプリやiアプリをやったり、ゲームボーイ アドバンスSPのほうがいいぞ(当時は夜も寝ないで「Galax」をやったものだけど……)。
うーん。理想に近いPalmが出てきたものの、今の環境ではこのPalmを活用するのは難しいのかもしれない。理想と現実は違うということなのか、それとも筆者の意識が時代に取り残されているのか……。
[斎藤健二, ITmedia]
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