華麗なホワイト筐体をまとう、地デジ対応デスクトップ──「Prius Air AR37N」(4/5 ページ)

» 2005年10月11日 17時08分 公開
[寺崎基生,ITmedia]

地デジ用H/Wデコーダ搭載で、視聴時もCPU使用率が低い

 さて、これまであった地上デジタル放送対応のPCでは、HD映像にデコードがソフトウェア方式であったため、視聴時であってもCPU使用率がやや高いものも多かった。AR37Nでは、地上波デジタルチューナーカードに搭載されているLSI(前述のBroadGear)により、ハードウェアデコードされる仕様となっている。そのため、CPU使用率は20%程度とほどほど低めで、TVを見ながらほかの作業を行うような場合でもほとんど気になることはない。

 ただし地上アナログ放送の視聴にてタイムシフトモードになっている場合は、CPU使用率は50%以上とちょっと高めとなる。

(編集部注:初出時「タイムシフトを無効にする設定も用意して欲しかった気もする」とありましたが、ソフト画面右下の「設定」→再生タブ内にてタイムシフト機能をオフにする設定が行えます。お詫びして訂正いたします)

 Prius Navistation 4には、伊東美咲さんによるテレビCMでお馴染みとなった「いいとこ観」機能ももちろん搭載されている。スポーツなどのハイライトシーンを自動的に抽出し、ダイジェスト版として短時間で番組の内容をチェックできる機能である。対応ジャンルは、野球、サッ音楽、サッカー、相撲、ニュース、ゴルフが用意され、もちろんそれ以外のジャンルにも対応できる。

いいとこ観の対応ジャンルと主な機能
野球ホームランを打ったときなど盛り上がりのピークを検出。試合中に盛り上がった部分の前後を抜き出す。
音楽サビ部分など音の広がりといった音楽検出を重視。番組ごとにデフォルトの再生率を検出し、たとえば音楽とトーク部分を切り分けるといった編集も。
サッカー攻めているとき、ゴールを決めたときなど、試合中に盛り上がった箇所の前後をぬきだす。
相撲横綱 ○○山 対 大関 △△盛の画面といった決められた画面の特徴や、盛り上がりのピークを検出し、重要な取り組みシーンを再生する。
ニュースヘッドラインを抜き出すといった、最低限必須の情報を中心に抜き出す。
ゴルフショット部分を中心に盛り上がりを重視して編集する。

PCとしての基本性能+地デジ視聴+デジタルレコーダー機能があると考えるとコストパフォーマンスは高い

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