PalmSource Japan Forum 2002展示会場レポート
日本語入力系はジャストシステムとオムロンソフトウェア,富士通プライムでビジネス向けのソリューションが多いなか,パーソナル向け,しかも日本人ならば誰もが気になる日本語入力系のソフトを展示しているのは,ジャストシステムとオムロンソフトウェアだ。 ジャストシステムの「ATOK」については既に既報の通り。記事を担当した筆者はパッケージを見るのは初めてだったが,大きな変更はない。実際に試してみたい人は足を運んでみよう オムロンソフトウェアは「モバイルWnn V2」のPalm版を初披露。高度な推測変換など,なかなか期待が持てそうな日本語入力プログラムだ。体験版CD-ROMもゲットできるので(数に制限があるかもしれない),尋ねてみたいところだ。こちらについては試用後,レポートをお届けしようと思っている。
また,日本語入力系ではないのだが,日本語環境としてチェックしたいのが,富士通プライムソフトテクノロジーの「手書き署名バイオ認証」のソフト。Palmデバイスの個人認証を手書き文字で可能にするソフトだ。こちらもデモ版を入手できるので尋ねてみよう。
周辺機器ならブラザーの赤外線プリンタ今のところはビジネス向けの製品として企画されているブラザー工業の赤外線プリンタだが,一般ユーザー向けのニーズも十分に感じられる製品だった。 展示されているのは感熱紙を使ったバッテリー内蔵のプリンタ。赤外線でPalmのデータを印刷できる。 ただ,印刷をするためのSDKを公開する予定もあり,ユーザーからユニークな提案があれば同梱販売して一般ユーザー向けに展開することも考えているようだ。意見の言いがいがあるブースだ。 「デジカメデータを単純に印刷するのではなく,トリミングや解像度,色合い変更をPalmで行い,さらに文字やスタンプなどの編集を経てカラー印刷する。もちろんBluetoothにも対応して」という要望を筆者は伝えた。ユニークな使い方を考えついたら伝えてみよう。
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