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2003年5月8日　01:17 AM 更新

Mobile Weekly Top10
WRISTOMO祭りの日

5月7日午前10時、注目の腕時計型PHS「WRISTOMO」が発売された。Webサイトにはなかなかアクセスできず、記事執筆は難航した

Mobile Weekly Top10 5月1日〜5月7日
1位	写真で見る、腕時計型PHS「WRISTOMO」
2位	特集：ドコモの「505i」
3位	Mobile Weekly Top10：韓国の携帯電話はカッコいい！
4位	iショットの画像拡大表示を試す
5位	薄さ15ミリで31万画素カメラ〜ツーカーの「TK31」
6位	回転式スタイル＆130万画素CCD〜「SO505i」
7位	変身するPHS「WRISTOMO」、5月7日から受け付け開始
8位	回転型端末〜液晶が回らなくてはいけなかった理由
9位	FOMAカードが青から緑に
10位	究極の全部入り端末〜シャープの「J-SH53」を激写

　今週の大注目はなんといっても変身するPHS、「WRISTOMO」発売につきるだろう。即時売り切れを予想して朝9時半から記事執筆の準備をしていたのだが、次第にアクセスしにくくなる「WRISTOMO公式サイト」に、冷や汗をかくことしきりだった。

　9時半頃には普通にアクセスできたWRISTOMOサイトが10時5分前ぐらいには重くなり始め、10時を回って受け付けページが公開されるとアクセスできたりできなかったりといった状態に陥った。

　それからしばらくはアクセスできない状態が続き、10時18分、やっとアクセスできたと思ったら「この度は当サイトにアクセスいただき、誠にありがとうございます。現在、WRISTOMOはご好評につき入荷待ちとなっておりますので、申し訳ございませんが、しばらくお待ちください。」という表示に切り替わっていた。やはりWRISTOMOは即時完売だったのだ。

　こうなると「初回発売は何台、何分で売り切れたか」を調べる必要がある。ドコモ広報に電話をかけると「担当者に確認するので折り返しかけ直します」──実はこの日は、昼過ぎから京セラのau端末「A5305K」の発表会で(5月7日の記事参照)、そろそろ家を出なければならなかったのだ。

　家を出る直前にドコモに再度連絡してみると「もう少しお待ちください」──仕方なく状況だけを書いた速報記事をアップして、家を後にした。

　会社に戻ると、さまざまな媒体に「WRISTOMO、10分で完売」の文字が。ドコモに確認の上、記事をアップデートして、やっとWRISTOMO完売記事が完結したのだった。

　その日の夜──スカイパーフェクTVのニュース番組が「WRISTOMO完売」を報じていた。開発陣を率いた入鹿山氏の映像が流れるのを見ながら夕食を食べる。こうして私の「WRISTOMO祭りな1日」は終わった。

[後藤祥子, ITmedia]

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