タブレットPCの小回りの良さを実感、hp タブレットPC当選者レポート(2/2)


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 はい。事務所にはWindowsとMacintoshのデスクトップPCがあり液晶タブレットで入力しています。CADソフトはVECTOR WORKSを使っています。


――タブレットPCは事務所内でも活躍しているのですか?

 事務所内ではタブレットPCを補助的に使用しています。データビューワーとしての使い方が主ですね。また、設計図はA3―A1サイズの用紙に出力するのですが、多いときには300枚といった単位で行います。その間はデスクトップPCがその作業につきっきりになってしまうので、タブレットPCでほかの作業をしています。

 一般的なノートPCと同等の高いスペックなので、メインマシンとして使えることもうれしいですね。事務所にはまだ無線LANがないのですが、導入したらもっと便利に使えそうです。


――タブレットPCに不具合が発生したと聞いていますが。

 電源が入らなくなってしまったんです。内部の動作音はするのですが、何も表示されない状況でした。それで日本HPのサポートセンターに連絡して相談の結果、修理に預けました。サポートセンターの方が親切に対応してくださったことが印象的です。

――原因はなんだったのですか?

 システムボードに問題があったそうです。修理は4日間で終わり、すぐに手元に戻ってきたのですが、短い間とはいえ、すでに現場で活用していたので不便でしたね。導入してすぐのことでしたが、すでに仕事の中で重要な位置を占めていたんですね。

――使ってみて、今後追加してほしい機能とかはありますか?

 Windows Journalに関してですが、単体のソフトではなくOSに組み込んでほしい機能ですね。思い立って走り書きしたいときには、Windows Journalを起動する時間も惜しいんです。このような機能がOS上で常に起動していて、例えばペンのボタンを押して書き込むと、他のソフトを動かしているときでも、その上から直接メモを書けるといいですね。あとは音声入力機能がもっと充実しているとうれしいです。

 ほかに、個人的には文字スキャナ機能やバーコードリーダー機能がペンに付いているといいですね。ファイルそのものをバーコード化したときに便利だと思います。あとはやっぱり現場に気軽に持ち込める頑丈さでしょうか。

――ありがとうございました。

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